玄関をリフォームする時にオススメ!ARTを飾るコツ

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玄関をリフォームする前に知っておくと良い事

玄関は人を迎え入れる大切な場所と言われている。

住宅、マンション、会社、事務所、どんな場所にも必ず玄関は存在する。

僕は、昔から玄関という場所が好きだった。

友達や先輩の家に遊びに行く時は、チャイムを押してドアが開き

目の前に玄関が映る瞬間、心が躍った。

 

 

 

初めて遊びに行く家だと、行く前からどんな玄関なんだろうなあと

期待を膨らませていたものだ。

それだけ、玄関は特別な場だと思っていたし今も思っている。

 

外の世界と内の世界を繋ぐ境界線

 

 

【行ってきます】と家を出て【ただいま】と帰ってくる。

ドアをあけて一歩外に出れば、外の世界へと働きに出て、長い一日を終え

内の世界に戻ってくる。玄関には、そんな外と内の【境界線なる何か】があると

僕は思っている。気持ちが切り替わる場所。身が引き締まる場所であり、心が安らぐ場所

そんな精神的な気持ちの切り替わりも、玄関という場で感じる事ができる。

 

小さなころ、親父は玄関で必ず靴を磨いてから

【今日も一日頑張るぞ!行ってくる!】と、気合を入れて

家を出ていった。朝食の時に、お袋と喧嘩をした後でも、玄関で

靴を磨き、自分を落ち着かせながら仕事の気合をいれていた。

そんな親父の背中が好きだった。

 

大切な人を迎え入れる場所

 

自分自身にとって精神的に大切な場所であるが、玄関は

大切な人やお客様を迎え入れる場所でもある。

日本人の心、おもてなしの精神が見事に表れる場所かもしれない。

 

 

 

 

昔、大変尊敬している大先輩の

ご自宅に遊びに行かせていただいた時に、玄関の床は

職人技とも言える鉄平石が敷き詰められており、その鉄平石にピッタリの

綺麗なお花がガラスケースの中で飾られている空間を見て、

ビックリしたのを覚えている。

 

「玄関は、自分の場所でもあるが、大切な人の場でもある。

大切な人が我が家にきてくれる事に【感謝】と【敬意】を持つ事

その為に私は、家の中でもこの玄関に一番のこだわりをもっている

大切な人が訪れた時の、精一杯のおもてなしは、玄関から始まるんだよ」と

大先輩から教わった。

 

これはあくまで僕の経験上でしかないが、

心も経済力も安定している人の玄関はとても綺麗だった。

無駄に靴は置いてなく、綺麗、当然ゴミも無い。収納も完璧。

その反面、仕事や会社がうまくいっていない人の玄関は

靴も沢山出ていて、揃ってなかったり、玄関の床がとても汚かった

玄関は大切な人を迎え入れる場所。おもてなしの心をもって、常に

綺麗に磨きをかける事。

 

玄関にARTを飾ると空間が変わる ARTの力

 

最近では、現代アートを企業も積極的に取り入れるニュースも増えてきたので

芸術家として嬉しく思っている。ARTは見て楽しむものでもあるが、

その空間のバランスを視覚ベースで変えるという効果もある

 

玄関は、毎日必ず通る場所であり、家の顔だ。

陰気なものやそのへんの安っぽく薄っぺらい作品は辞めた方が良い

ただ、作品は人それぞれ価値観や好みがあるので、ご自身でじっくりと考え

玄関に対するこだわりと、空間との一致を真剣に考えてみる事をオススメしている。

玄関に写真は飾らない方が良い。

家族写真や、旅行写真など、じっくり見せたいものはリビングに置く。

 

また、玄関は立ち止まる場所ではなく、

通り過ぎる場であり、あくまでも迎え入れる場所なので、リビングに置く作風と

玄関に置く作風も分ける事をオススメしている。

 

作品一つで、がらりと空間のイメージが変わるのもARTの面白みであり深みであると

僕は思っている。作品単体だけでは、何が表現されているかわからない抽象画でも

空間に飾られた瞬間、最も重要な演出材料になる事もある。とても奥が深い。

 

 

先日、有難い事に作品をお買い上げいただき、ご自宅まで納品に行ってきたが

職人出身の僕がビックリするくらいの純和風の立派な家だった。

その玄関に作品を飾って頂いた。作品は、青色をベースにした【宇宙】の作品だ。

 

 

 

 

玄関リフォームの時には

 

1・外の世界と内の世界繋ぐ境界線

2・大切な人を迎え入れる場所

3・その空間はARTで変わる

この3つの言葉を頭に入れて頂いた上で空間を意識して欲しい。

 

リフォーム工事の大きさにもよって違うと思うが、

玄関のどこかに、作品を飾るスペースを作る事をオススメする。

日常の中でARTに触れる空間は、今とても重要視されている。

 

ARTと一言でいっても本当に様々な作品が存在するので、

選ぶのは大変かもしれないが

~その空間が求める作品、または作品が求める空間~

 

上記どちらかの作品と出逢う為には、

初めて作品を見た瞬間の直感を大切にすると良い

よく恋愛などで、表現されるビビビ!というあの直感の一目惚れの事である。

その出逢いが生まれた作品で、後悔する確率は限りなく低いということだけは言える。

是非、貴方にもそのような作品との出逢いがあってもらいたい。

 

 

 

毎日必ずお世話になる、我が家の顔。【玄関】

大切な人を迎え入れるおもてなしの場所【玄関】

 

貴方にとって、癒され安らぎ、元気になれる

玄関が訪れますように  おかえり!  Ishitaro


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