自分ブランドを創る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

自分ブランド

 

芸術家で活動していく為に、必ず必要になる事が〜自分ブランドを創る事〜。

自分のブランドが無いまま、活動をしても人に覚えてもらう事ができず、その他大勢の中にいる一人の芸術家のカテゴリーに入っちゃう。それは絶対ダメ。

 

ブランディングの必要性

芸術家にブランディングは絶対に必要だと僕は思っている。ブランド創りをしないまま、活動をしてもうまく行かないパターンが多い。そんな人を沢山見てきた。

例えば、「職業は絵描きをしています。」だけでは、インパクトが弱い。覚えてもらう事ができない。「日本画家です」も、昔は良かったかもしれないけど、今は厳しい。

芸術家にとって、その他大勢の中の一人だと思われてしまう事は大きなデメリットがある。それは、【せっかく芸術活動をしても、相手の頭にあなたの事が記憶されない】事だ。

お金をかけて、人に会っても覚えてもらう事ができなければ本末転倒。芸術活動を始める前に、または現在活動をしていても、出会う人に対して【インパクト】を残せてないのであれば改善する必要がある。

 

圧倒的なインパクトで勝負する

芸術家にとって名刺は顔になる。名刺交換をした瞬間に、相手の脳裏に鮮明に記憶される為の仕掛けをする必要があるんだ。僕も駆け出しの頃、手作りの名刺から始めたけど、先輩から名刺のアドバイスを頂き、頑張ってお金をかけた。一枚100円〜200円ほど、名刺にお金をかけた。

インパクトのある名刺ができてから、渡す相手の反応が一気に変わった。

「かっこいい名刺ですね!」

「石で出来てる作品なんですか!それにしても、かなりのお金をかけてる名刺ですね!」

受け取る側の人間の顔が、名刺を渡した瞬間に驚く顔になる。お金をかけて名刺を作った事で、少しづつ石の芸術の存在が、出会う人を介して広がっていったんだ。

芸術家は名刺にお金をかけるべきである。これは経験上断言できる。

そして、名刺には作品の写真を載せるのではなく、あなたが【芸術家】の中でも、オンリーワンの芸術家である事を相手に伝える必要がある。その他大勢の中に入らない為に。その為の自分ブランド創りには、じっくり時間をかけると、よいものができる。先輩や詳しい人からのアドバイスを参考にしてみるのもよい。ただ、最終的には、自分の中で1番しっくりとくるブランドを創る事が大切なんだ。

 

自分ブランドを育てる

 

毎日コツコツと創作をしながら、人に会いに行き名刺を配り、自分の名前を覚えてもらう。10年前は、ただひたすらにその活動を繰り返す事しかできなかったけど、今は個人がメディアを持つ時代になった。

ブログやメルマガfacebookやツイッター、LINEやインスタグラムで自分の作品や、芸術哲学を伝えられる時代になったんだ。

10年前とは、比べ物にならない程、便利な時代になった。芸術家の活動のあり方が、変わり始めているのかもしれない。そして、そこに僕は大きな可能性を感じている。

自分のブランドを、ソーシャルメディアで発信しながら芸術ブランド価値を高めていく事ができるようになった。そして、その事によって、世の中に眠っていた素晴らしい芸術家が発掘され、日の目を浴びる時が来るかもしれない。素晴らしい可能性を感じている。

これからは、芸術家が強い個人メディアになって、新しい活躍の場が生まれるかもな。 Ishitaro


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*