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芸術家の悩み
芸術活動を続けていると、諦めそうな時が沢山訪れる。
●お金が稼げない
●個展ができない
●作品が売れない
●人から認めてもらえない
このような期間が続くと途中で、投げ出したくなる時もある。僕もそうだった。独立して個展を開催するまでには5年近くかかった。
どれだけ心が折れそうになったとしても、諦めなければ必ず夢を叶える事ができる。そして、いかなる時も自分の一本筋を貫き通し続ける為には人生の使命が明確になっていないといけない。
人生の使命とは
では、人生の使命とはどのような事を言うのだろうか?
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お金や地位は関係なく
一生涯かけて実現したい事
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僕はこのように定義している。
【世界一の芸術家になる】と決めて独立をした。
金なしツテ無しコネ無し、女房子供あり、借金生活の中、芸術家として独立した時に自分と約束した言葉だ。そして、世界一を目指す理由はただ1つ。
どん底から這い上がって芸術家で世界一になれた時、
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人間はどんな逆境から
でもなりたい自分になる事ができる
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というメッセージを生涯かけて、次世代に届けたいという強い使命があるからだ。だから、どんな事が起こっても、諦めずに突き進む動機になっている。
何の為に何故、生まれてきたのか?
ゴミクズろくでもなしと罵声を浴びせ続けられた10代、何で自分みたいなクズがこの世に生まれてきてしまったのか、自らの運命を恨んだ事がある。何の為に、自分という人間がこの世に誕生したのか、ひたすら知りたかった。長い年月、葛藤を続けた中で、1つの答えにたどり着く事ができたんだ。それは
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自分がこの世に誕生した事には
必ず意味がある
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という事だ。21世紀、意味が無く人間として誕生する人は一人もいないと、僕は信じている。生まれる時期も、生まれた環境も、系譜も、全て人それぞれ違うけど、みーんな何かしらの意味を持ってこの世に生まれてきたんだ。
生まれてきた意味を追求する
その意味を追求しないまま、人生を過ごす事も生き方の1つだけど、せっかく生まれてきたからには、自分自身に問いかけて答えを追求した方が、味のある人生を歩む事ができるのではないかと、僕は思う事にしたんだ。
〜何の為に何故、僕は生まれてきたのか?〜
ただひたすらに自分自身に問いかけてみた。人生を振り返り、時が経過した今もなお、自分自身に問いかけている質問だ。
誰の為に何の役に立てるのか?
生まれてきた意味がある以上、自分の存在が誰の為に何の役に立てるのか?ここも深く、考えた。人の役に立てない人生は嫌だと強く思った。今も、その気持ちは強く持ち続けている。僕という人間とご縁した人間には、皆、幸せになってもらいたい。人が困っていれば全力で助けにいけるアンパンマンのように、なりたいと本気で思ってきた。
でも、実際は難しい事だらけだ。助けられなかった人もいる。沢山迷惑をかけた人もいる。その時の悔しさをバネに、常に自分自身を反省し高め、人から多くのありがとうを言われる立派な人間になると、決意したんだ。
人の役に立ちたい。人からありがとうを言ってもらいたい。自分が誰の為に何の役に立てるのか?常に自分に問い続けている。何をして、誰の役に立てるのか?どんな人の為に、自分の存在が役に立てるのか?色々と考える。
自己対話の中で生まれる気づき
コレクター様に対して
支えてくれる人達に対して
応援してくれる人達に対して
日本に対して
世界中に対して
ちっちゃな一人の自分という人間の存在が、社会の役に、そして人にプラスになる事を届ける事をできたら、どれほど素晴らしい事だろうか。
一人の人間にできる事は限られているかもしれない。でも、可能性の枠は常に無限大だ。芸術家として、自分が誰にとって何の役に立てるのか?真剣に向き合い、考える時間が使命を見つける時間に変わるんだと僕は思っている。
人生を賭けて歩みたい道
お金の為、時間を作る為、そのような事を全て外したとして、自分が人生を賭けて歩みたい道とはどのような道なのだろうか?生きる為にはもちろん生活のことや、将来の事を考える必要はある。でも一度、お金も時間も全て、考える枠を外した上で、一生涯かけて自分がやっていきたい事は何なのか?
長年、色々な経験をした上で、
僕は芸術家として生涯生きていく事を決めた。
人はみな人生のアーティスト
世界一になれた時、同じ芸術家で夢に向かって一生懸命もがきながらも、活動を続けている人達に〜人はなりたい自分になる事ができる〜というメッセージを届けると共に、サポートができるような人間を目指している。
日本では、芸術家を支える環境が整っていない。世界では、当たり前にある。誰よりも悩み、葛藤を続けている芸術家が日の目を浴びる事なく、芸術人生に幕を閉じる事はあってはならないと強く思うからだ。
芸術家の未来の可能性
芸術家って、凄い職業なんだよ。という、憧れの職業にもなって欲しいと思う。芸術家で生活ができる人間は一握りしかいないと、言われ続けているし、確かに現実は一握り時間いない。芸術家だけで、十分な稼ぎを持って、生きている人も確かに一握りだ。今はそうかもしれない。けれども、時代は変わったんだ。
死んでから売れる芸術家の時代から、生きているうちに売れる芸術家が沢山誕生する時代になった。ハーストの個人資産は1000億円を超えると言われるほど、名実ともに世界で活躍している外国人アーティストも沢山いる。日本人のアーティストも、一握りだけど、世界で活躍をしている。
皆、人生賭けて歩みたい道を全うしているからこそ、その結果がついてくるんだと僕は理解している。そして、同じ人間ができた事で、僕達にできない事なんてあるわけがない。という気持ちを待って、歩んで生きたい。
人生の使命を見つける。あとはひたすら前進あるのみ。
自分との約束を生涯守る
自分の生まれてきた意味を感じ、誰かの為になれるよう日々努力して、人生賭けて生涯打ち込む事を続ければ必ず、実現する時がくる事を信じて、僕も毎日コツコツ石を砕きながら、大きな世界を夢見て、歩んでいる。
人生の使命を見つけよう。
そして、心から望む人生を掴みに行こう。
一度決めた道は最後まで、貫き通す事。
自分との約束を生涯守る事。
そんな人間になろう。 Ishitaro