石の芸術家として
国内で様々な経験をさせて頂く中で
年々、独立年数が経過すると共に
僕はある【大きな悩み】を抱えていた。
大使館への案件が増えた事により知人から
「海外だと、どこの国に石のARTは
行ってるんですか？」と聞かれる事が
増えてきたのだ。
海外に進出できていない現実。
独立して10年間、ずっと言葉に出している
世界進出が実現していない事に対して
このまま本当に世界へ羽ばたけるのか？
という大きな不安を感じていた。
口だけ大魔王にはなりたくなかった。
誰にも言えない僕の悩みを察したのか、
プロデュース会社のオーナーがある日
サロンで取り扱っている
〜天使が宿る石〜という石の存在を
僕に話してくれた。
ARTを展示して頂いているサロンに
行く度に、天使が宿る石を
身につけているお客様達の喜びの
体験談は、何度も聞いてきたが
正直、僕自身があまり信じる事は
できていなかったのだ。
せっかくオーナーから直々に
お話を頂いたので、おそるおそる
天使が宿る石の空間に行き
石をじっくりと選んでみた。
ガラスケースの中から輝きを放つ石を
横目になんども、ゆっくりと歩きながら見つめている。
突然僕は、自分の目を疑った。
あれ？なんであそにある石だけ
ひときわ輝きを放ってるんだ？目の錯覚か？
カットも磨きも石種も同じなのに
その石だけがまるで
僕に向けて光を放っているのでは
ないかと思うくらいの輝きを放っていたのだ。
「そんな事って、本当にあるのかよ！」
心の叫びもあるが僕自身、石に
対して見る目には自負してるものがあり
工程も全て知っているが故に
目の前で輝いている現実に
僕はただただ、驚くばかりだった。
【この石は何か、僕を呼んでる気がする】
そして僕は、初めて
天使が宿る石を手に取ったのだ。
するとオーナーが
その石の、裏に隠されている
秘密のメッセージを僕に呼んでくれた。
どうやら一つ一つの石は
専門家からリーディングをされており
全ての石にメッセージが
込められているというのだ。
そのメッセージがまた、
ドンピシャリ過ぎるメッセージで
僕は開いた口が塞がらなかった。
メッセージの内容は割愛させて頂くが
オーナーから、大切な言葉を頂いた。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
毎日、この石を丁寧に洗ってあげて
感謝の気持ちと共に、今自分が最も
望むものを強く祈ってみてください。
必ず実現します。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
神社の参拝は大切にしてる僕だが
目には見えないものに、お願いを
した事はなかったので、最初その言葉を
聞いた時は正直戸惑いもあったが
素直に全てを受け入れ、
僕は天使が宿る石を身につける決断をした。
大切なメッセージと共に。
身につけてから毎日、石に祈りを捧げた。
石工人生、初の試みである。
早く世界への行きたい。
僕は日本よりも先に世界から
有名になりたいんだ！
天使が宿る石を身につけて
二ヶ月程が経過した時に
突如、PR担当をしている方から
ロンドンの指定住所へ作品を一つ
送ってほしいと連絡が入った。
ロンドンのどこの誰に、作品が
届くのか、わからなかったので
当然ながら、質問をしてみたが
確約案件ではないので今は言えないと。
作品を送って案件がまとまらなかったら、
再び日本に戻ってくると言われる。
そんな状況で、ロンドンに
送れるわけがないじゃないか！
輸送中に作品が欠損したら、どうするんだ！
怒りそうになった僕だったが、
突如あれっ？？？という感覚に。
ロンドンに作品が行くという事は、
初めて作品が海をまたいで海外へと行く。
案件がまとまらないで、
日本に戻ってくる可能性は確かにあるが、
案件が決まって、そのまま
ロンドンに飾られる可能性が。。。
なきにしもあらずだよな。
天使が宿る石に手をかざし
祈りを捧げてみる。
よし、送ろう！！僕は決断した。
ロンドンに送る
指定された作品サイズに
当てはまる作品は、一つしかなかった。
なんと作品名は【輝】
〜天使が宿る石から頂いた輝き〜
意味を感じた。そして、強く信じることができた。
輝作品は
10年の時を経て初めて
海を越えロンドンへと向かったのだ。
それから
一ヶ月、ロンドンの先方から
PRを通じてある写真が僕の元に届いた
！！！！
重厚感あるお部屋に、
なんと、輝作品が飾られている
写真だったのだ！
嫁ぎ先が決まった事に、
喜ぶ事はできたのだが、
肝心な嫁ぎ先の相手はどこなんだろうか？
高まる期待を胸に先方に確認をする。
嫁ぎ先相手を聞いて僕は雄叫びをあげた！
なんと、
日本の最大手銀行のイギリスロンドン支店
社長室へと、嫁がれていたのだ！！
僕は喜びのあまり、
早速オーナーに報告をした！
大分興奮状態の僕からの報告に
オーナーは淡々と一言。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
当たり前の出来事です。
どんどん続くから、しかりと感謝して
毎日磨いてあげてください。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
この奇跡は、当たり前なのか！驚
僕はただただひたすら
〜天使が宿る石〜に感謝と祈りを込めた。
朝起きた時も、日中も、寝る前も周りから見ると
呆れられるかもしれないが
そんな事は関係ない。とにかく信じて素直に実践した。
何より、初めて
海外へ作品が嫁がれた事が嬉しかったのだ。
そこから度重なる
奇跡の連続が僕をさらに驚かせる事になる。
大手銀行
ロンドン支店社長室の経営企画室のヘッドが
Stone-Artを気に入ってくださったそうで
作品の資料を送ってくれと連絡が入った。
早速、作品アルバムを作りロンドンへと送る。
毎日がワクワクの連続だった。
作品アルバムをロンドンに
送ってからしばらく返事はなかったのだが
今度はなんと、
香港で開催されるオークションの
出品依頼が舞い込んできたのだ
初めてのオークション出品案件。
香港湾仔で開催された
ロータリークラブの25周年
チャリティーガラパーティの中で
開催されるオークションだったのだ。
オークションには、サイレントオークションと
ライブオークションがあり
ライブオークションは世界から8つが選ばれる為、
先行基準を含めると、
可能性は非常に低い事を主催側から聞く。
しかし僕は今までの流れから確実に
ライブオークションに選ばれる事に
対して、自信を持っていた。
結果、
世界から選ばれた8つの
ライブオークション出品作品の中に
Stone-Artが選ばれる事になった。
※初海外オークション出品の物語は下記URLをクリック
↓ ↓ ↓
【初海外ライブオークションで落札！海外の人達が驚いた石のアート】
http://ishitaro.com/stone-global/
天使が宿る石に御礼の祈りを捧げ
初のライブオークションに
出品させて頂いた。
サイレントオークションにも
出品させて頂き、
マニーパッキャオのグローブや
ポールマッカトニーのサイン入りベース
ウォーホルの絵画
ローリングストーンズのギター等
ビックリする出品作品の中に
Stone-Artが並んだ
初のライブオークションでは
〜果たして落札はされるのか？〜という、1番の不安は
オークションがスタートした直後に吹き飛んだ。
香港大手企業の社長が
薬石のStone-Artを落札してくれたのだ！驚
オークションの余韻に浸り
帰国してから、ひたすら
ワクワクするイメージを持つ事ができた
次は、どんなに
素晴らしい出来事が起こるのだろうか？
毎日が楽しみの連続だった。
香港帰国の五月から、
それほど時間がかからない
タイミングで、またしても
奇跡の出来事が僕の元に訪れたのだ！
ロンドンに資料を送ってから
しばらく、先方から返信はなかったのだが
ある日メッセージが届き
またしても僕は雄叫びをあげた。
なんと
ロンドンにあるART財団の
理事長が、Stone-Artに興味を持ったので
作品を創ってほしいという
依頼の連絡だったのだ！
その財団の理事長が、
どのような人物なのかを
先方から知らされた時。
思わず疑ってしまった。
〜ART財団の理事長は
サウジアラビアの王女様です。〜
。。。。え？王女様？
もしかしたら、僕は騙されてるのかな。。。。
そう思わざるを得ない、話の展開だった。
あまりにも、大きな話なので
先輩数人に相談をしてみると、
予想していたような答えの数々。
〜偽の王女様なんじゃないかな？〜
〜流石に無名の芸術家に、そんな案件は
こないと思う〜
〜良くある詐欺話の可能性は高いかもよ〜
ただ僕は、一連の流れと
〜天使が宿る石〜の力を信じていたので
確認に時間をかける事はやめ
即断即決で、Stone-Artの創作に
取り掛かる準備を始めたのだ。
数ヶ月で作品を完成させ
先方に完成連絡をした所
10/10にロンドンで開催される
財団のプライベートアートショーが
あるので、作品を持って来て欲しいと
返信があった。
高鳴る期待と少々の不安は
当然あったが、10/10という日時を
聞いて、確信に変わる。
10/10という日時は、
僕が初めて日馬富士関に会った日であり
プロデューサーと会った日も10/10だ。
絶対にいける！この話は本物だ！
それから数か月後。。。
僕は一生忘れない
王女様との出逢いを果たす事ができた。
※王女様との出逢いの物語は下記URLをクリック
↓ ↓ ↓
【無名の芸術家が一国の王女様に出逢った瞬間】
世界中から集まった３００人の富裕層の中にポツンと
タキシード姿の僕がいる。皆、僕を見て
「wo ベリーヤング！」と、驚いた様子だった。
富裕層の方々と同じ空間を共にする中で
ついに、王女様との対面の瞬間が訪れたのだ。
香港のオークションを通じて、さらなるご縁が広がり、
ロンドンでの経験が評価され、香港有名ギャラリーから
アートエキシビジョン開催の話を頂き、ついに
2015年11月
独立10年目にして念願の夢だった
石の芸術と国技大相撲を通じて
香港での初エキシビションが実現したのだ。
ずっとずっと
描き続けてきた夢だった。
※初海外エキシビジョンの物語は下記URLをクリック
↓ ↓ ↓
【石の芸術と国技大相撲で初の海外エキシビジョン実現】
http://ishitaro.com/exhibition-hongkong/
最初は、プライベートな個人個展の
予定だったが
突然の発展があり
なんと、公益財団法人日本相撲協会や
伊勢ヶ濱部屋が後援してくださる事になり
現地で人生初の記者会見まで経験する事になり
一週間のエキシビションは生涯忘れない
大切な宝物になった。
天使が宿る石には本当に凄い。
石のパワーを身をもって体験した。
１０年間、
あれだけ叶えたくても叶わなかった夢が、
僅か一年で全て実現を果たした事になる。
あの時、オーナーから素直に話を聞いて
実践して本当に良かったと思っている。
偉大なる石。
目には見えないけれども
確実に存在するその何かは
今世紀、世に必要とされるような
気がしてならない。
僕自身
奇跡の一年のおかげで
明確に未来を見れる今がある。
天使が宿る石の偉大な力。
石って、やっぱり本当に凄いんだなぁ。石太郎
